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【奇跡】ブラジルのファベーラでギャングと遭遇して銃を向けられた

こんにちは、世界70ヶ国を巡ってる旅系YouTuberのリョースケです。動画を見てくれてる方なら知ってると思いますが、俺はアメリカ、中米、南米、アフリカ、アジアのスラムというスラムを巡って来ました。今考えれば、九死に一生という経験を海外で沢山してきた。

銃で発砲された
銃を突き付けられた
ナイフ突き付けられ何回も強盗にあった

などなど。。。挙げていけばキリがないんですけど、そんな危険な道中でも強烈に印象に残ってる

ブラジルのファベーラ

について今日は皆んなに伝えたいと思います。色んな方がこの場所のブログ書いてますが、ほとんどの方がツアーで回ってます。単独で行ってこんな体験したのは俺だけと行っても過言じゃないです。ヤラセはもちろん0です。

リオデジャネイロのスラム街

これはブラジルのリオデジャネイロに行った時の話。皆んなリオデジャネイロの印象ってどうですか?サッカーW杯も開催されたので知名度はグンと上がったよね。特にこの像は有名。

コルコバードの丘にあるこのキリスト像

リオはめちゃくちゃ雰囲気良いです。

全長4.3kmもあるコパカバーナビーチ

綺麗なビーチに優雅な飲み屋、観光客も多く気候も良くて最高の場所です。リオの平和な様子はこの動画で。

そんなリオですが裏の顔があります。実はリオデジャネイロには1000を越える貧困街あって、ブラジルでは

スラム街をことを”ファベーラ”と呼ぶ

TV番組とか映画でも聞いたことある人も多いと思います。最近で有名になったのは、「クレイジージャーニー」とかでも取り上げられてましたね(ヤラセで番組なくなっちゃいましたが)。そんなファベーラは地元民でも本当に恐れるような場所です。

簡単に人を殺し
違法な薬物や武器の売買
人身売買なども行う

そんな事が日常でリアルに起こってるのがファベーラです。そのファベーラの中でも規模としては大小色んな場所があって、俺は

ビジガウ
ロシーニャ

(サンパウロのファベーラにも行った)

という3つのファベーラにカメラマンと2人で潜入してきました。コーディネーターやガイドもなしです。

ファベーラ潜入の様子

ファベーラと言う場所の特徴は、

丘に沿って街が作られてるということ。

なので道なりはずっと坂道。一番上に登って海沿いであれば素敵な景色に出会えます。普通はこっちの方が家賃なども高そうですが、実は逆です。上に向かえば向かうほどヤバい雰囲気がプンプンしてきます。なので下の街は比較的安全で活気があります。

ヤンチャそうだけどノリの良いブラジル人

売店や食堂も沢山あって、東南アジアの市場みたいな雰囲気に似てます。ここまではね。ここから奥に待ち受けてるのが、リアルな「ギャングの巣窟」。こんな景色が広がってきます。

ロシーニャのファベーラの一角

ファベーラの建物の特徴としては、この写真にように積み重なってます。なので近くで見ると壁みたい。そして気になるのは電線の異常な絡み具合。これ実は、

電気泥棒

してるみたい。発電元に電線を無理やり増やして無数に張り巡らせて、各家庭に引いてると。まぁ犯罪なんだけどね。悲しいのは、たまに無理に電線引きすぎてそれが原因で火災が発生すること。それによって死者も出るわ、家も燃えたりするわで本当に大変なんです。

ファベーラの道は狭い

ファベーラを上がって行くには、この写真のように狭い道にある階段をひたすらに登っていきます。進んで行けば行くほど雰囲気が変わってくるのが分かります。それはスラム独特の臭いとして出ることもあるけど、俺はどんな様子で危険度を測るかというと、

周囲の目と挨拶した時の警戒心

基本的に治安の悪い場所では、地元民の警戒心が強いです。なので笑顔が少なく目も睨むように見てきます。上に向かえばそんな雰囲気がプンプンしてきます。それと同時にこんなモノをよく見かけます。

C.Vの落書き

落書きはファベーラ中にあるけど、「C.V」というマークがそこら中に増えてきます。これ実は、

ファベーラのギャングチームの名前

です。権力を誇示するのが目的なんです。そしてこの写真。

C.Vギャングと奇跡の写真

こういうマークが増えてくる周辺には、ギャング達が潜んでます。そして俺はギャングの若いメンバーと遭遇し、奇跡的に一緒に写真を撮ることが出来ました。YouTubeの撮影しながら突っ込んで行ったので、とにかく言われたのは顔を映さないこと。それがかなりリアルやったなと。

ファベーラに入って、ギャングに遭遇するまではこの動画を見てみて下さい。このギャングメンバーと写真が撮れたのはビジガウのファベーラです。

ロシーニャでは

20人くらいのギャングメンバーに取り囲まれた

銃も向けられとてつもない経験をした。映像には出来なかったけど、

ボスらしき人物がマリファナを吸い
周りの5人がライフル銃を持ち
20人全員が小型銃と無線機を構えてる

そんな見たこともない光景。そんな時アナタならどうしますか?俺の場合、相手のボスが片言の英語を話せたので、

仲良くなろうとコミュニケーションした

そのおかげで命を落とすことなく、何も盗られることもなく、無事にファベーラから帰ってきました。ロシーニャでの様子はこちらの動画を見てみてね。

ファベーラを訪れた感想

これまで世界各国の危険地域に行ってきました。殺人率トップの国や都市、それなりに危ない人や場所に突っ込んできたので、そこの経験は豊富です。しかしそんな中でも、トップクラスでファベーラという場所は本当に危ない場所です。実際に行って被害はなかったけど、地元民に色んな場所で写真を見せたら

お前が帰って来れたのは奇跡だ

と何回も言われました。本当に運がよかっただけなんです。だから絶対に皆さんは真似して行かないように。行くとしても、ファベーラツアーという現地のガイド付きで比較的安全に見学できる方法があるので、それを活用しましょう。

ファベーラは危ない場所。それは間違いないです。しかしファベーラには悲しい現実問題もあります。この中にある家には住所がないんです。出生記録がない人も多くいるそうです。もちろん犯罪を犯したした人もいるのでそれはダメですが、経済的な理由でこの環境に行かざるおえない普通の貧困の方も多く住んでます。そんな姿を見ると悲しくなるし、いつ危険が襲いかかってくるかも分からない危険な環境を変える支援をする必要性も感じます。

世界中で慈善活動を行ってますので、それをこういった地域にも広げていきたいと思っています。こうやって動画だけでなく、活字でも色んな体験を伝えていきたいと思ってます。それではまた。

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